WADA、インド・アンチドーピング機関に関する申立ての調査報告書を発表

WADA issues report from investigation into allegations regarding the National Anti-Doping Agency of India

内容概略

WADAの情報調査(I&I)部門は、インド・アンチドーピング機関(NADA)が世界規程及び「検査及びドーピング調査に関する国際基準」に準拠していないという申立てに関する調査の報告書を発表した。カルーセル作戦と名付け2018年に開始した本調査は、インド国内のRTPに属する一定のアスリートに対して適切な検査を実施しなかった証拠を明らかにした。また、アスリートの居場所情報の適切な監視制度が整備されていないこともわかった。本調査のもと特定の競技とアスリートを監視した結果、12の陽性反応、97の居場所情報規則違反が判明した。これらの事例は、今後適切な結果管理の手続きがとられる。