USADA(アメリカ)パラスキー選手Alexis Johnson、ペットの薬によるアンチドーピング規則違反で過誤がないとの裁定を受ける(利尿薬および隠蔽薬)

Para Skiing Athlete Alexis Johnson Accepts No Fault Resolution for Anti-Doping Rule Violation Caused by Pet Medication

内容概略

USADAは11月8日、パラスキー選手Alexis Johnsonがペットの目薬に起因するアンチドーピング規則違反(WADAの規則の定義による)で過誤がないとの裁定を受け入れた。ドルゾラミドで陽性反応が出た同選手は調査の結果、自身に過誤がないと判断され、資格停止処分は課されず試合結果も剥奪されない。しかしながら、WADA規定に従ってこの裁定は公表されなければならない。USADA CEOは「たびたび強くWADAに主張している通り、アスリートの過誤や過失のない場合に規則違反の責任追求や一般開示の必要がないようWADAは規則を変えなければならない」と述べた。