USADA(アメリカ)US自転車競技選手Roger Whitham、アンチドーピング規則違反による制裁を受け入れ(蛋白同化男性化ステロイド薬(AAS)/ホルモン調節薬および代謝調節薬/その他の蛋白同化薬)

U.S. Cycling Athlete Roger Whitham Accepts Sanction for Anti-Doping Rule Violation

内容概略

USADAは7月19日、US自転車選手のRoger Whithamがアンチドーピング規則違反により3年間の資格停止処分を受け入れたと発表した。複数の禁止物質が検出されたため。同選手は居場所情報を通知する競技レベルではないが、すべての選手同様ドーピング検査対象となっている。今回USADAは信用できる内部情報に従い同選手の調査を開始、2023年5月4検体を採取した。結果としてボルデノンの代謝体、GW1516の代謝体、オスタリンが検出された。これらの物質はすべて禁止されている。同選手は通知から20日以内にアンチドーピング規則違反を早期に自認し、制裁を受諾したため、4年間の資格停止処分が3年間に軽減された。同選手の資格停止処分は暫定的資格停止の始まった2023年6月7日からとなり、禁止物質が使用されたとされる2023年3月19日からのすべての競技成績が失効となる。