陸上 WORLD ATHLETICSのロシア陸連に関する声明

Statement on Russian Federation

内容概略

世界陸上連盟(WA)は、ロシア陸上連盟(RusAF)から罰金の支払期日だった7月1日に支払いを受けておらず、またいつ支払われるかの連絡もないことを認めた。結果として、WAは7月29日及び30日に開催予定の理事会で議論されるまでドーピング審査機関(DRB)及びロシア・タスクフォースから一時的に退くことを決定した。

これまでDRB及びロシア・タスクフォースは、ロシア陸連の復権計画において多くの分野を推進してきており、DRBは7月1日の罰金支払い期日へ向けて個人資格の「中立選手」の認定へと手続きを進めてきた。しかしながら、これらの手続きは今後WAに対して費用が返金されない可能性を鑑みてこれ以上支出が発生しないよう一時停止となる。WAのSeb Coe会長は今が大変な時期だと理解を示したうえで「RusAFの新しい幹部陣には期待を寄せていたが明らかに期待外れであり、RusAFは自国のアスリートをひどく失望させた」とし、支払い条件が変わらない以上7月末の理事会で議論する必要があると述べた。