WADA 東京のWADA認定分析機関、大会のインテグリティを守るため24時間体制で運営

The WADA-accredited Tokyo anti-doping laboratory: operating around the clock to safeguard the integrity of the Games

内容概略

現在東京2020オリンピック大会が開催されパラリンピックもじきに始まる中、東京のWADA認定分析機関は禁止物質や禁止方法を分析し検出するため最新機器を装備し、24時間体制でアスリートの検体を分析し大会のインテグリティを守っている。

WADA分析機関専門家も大会前に何度か訪問して分析機関の技術面の査定を実施、WADAの2021年版「分析機関に関する国際基準(ISL)」に準拠しながら運営していると認定した。大会中は130名のスタッフが通常ではあり得ない量の検体の分析を実施している。また、WADAの独立オブザーバー・チーム(IOチーム)や世界中の科学専門家50名以上も日本のスタッフをサポートしている。

分析機関の岡野ディレクターは日本当局が東京2020へ向けて新しい機器の導入など多くの投資を実施したと述べ、これら最新機器が今後もレガシーとして残り世界でもトップクラスの分析機関として活動を続けていくと語った。