各国NADO アスリート代表及びアンチドーピング機関、さらなるWADA改革を呼びかけ

Athlete Groups and Anti-Doping-Leaders Join Forces to Call for further reforms of WADA

内容概略

14ヵ国からのアスリート代表及び14の国内アンチドーピング機関(NADO)は11月11日、共同でWADAの有意義な改革を求めた。

それぞれこれまでも改革を呼びかけてきており、今回はさらにWADAの独立性、透明性、説明責任を強く求め、人権擁護や利益相反の根絶なども訴えた。検査の対象となるアスリートとその検査の大部分を実施しているアンチドーピング機関がWADAのガバナンスの意思決定プロセスに適切に組み込まれていないとし、特にアスリートの声をもっと聴くように訴えた。共同声明を発表した国は、オーストラリア、オーストリア、カナダ、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、アイルランド、ラトビア、オランダ、ニュージーランド、ノルウェイ、英国、米国の14か国。