WADA WADA理事会、さらなるWADAガバナンス改革を推進

WADA Executive Committee paves the way for further WADA governance reforms

内容概略

WADA理事会は9月14日と15日、今年三回目となる会議を開催した。

WADAのBanka会長は「創立以来、実績を示している現行の政府とスポーツ界による対等のパートナーシップに対する理事会による明確な支持、そしてガバナンス改革の性質及びタイミングへの承認を受けた」と述べた。今回の理事会の内容は、ガバナンス改革の進捗報告(改革推進のための作業部会設立)、米国ホワイトハウス麻薬統制政策局(ONCDP)報告(米国に対し建設的対話を要請)及びロドチェンコフ法についての最新情報(同法に対する懸念表明)、新型コロナに関する最新情報(検査の再開と戦略的検査専門家グループの設立)、アスリート委員会報告(アスリート・ファーストの再確認)、RUSADAの最新情報(RUSADA運営の独立性維持のためWADAが進捗を注視)、2021年禁止表及び改定の入った国際標準の承認、リサーチへの助成金承認、新しい署名当事者の承認方針の承認、社会科学研究戦略の承認など多岐にわたる。