WADA、検査数を公表しアンチドーピング機関に対しIOCの検体長期保存を最大限に活用するよう呼びかけ

WADA publishes testing figures and calls on Anti-Doping Organizations to take full advantage of IOC’s long-term sample storage

内容概略

WADAは最新の世界検査数を発表し、新型コロナ拡大が続くなかでもほぼ通常どおりの検査を実行できていることを示した。

2021年は256ADOにより274,254検体を採取(2020年は207ADOにより168,256、2019年は253ADOにより305,881)、競技会時検査が引き続き低いながらも競技会外での検査で補った形。また、IF、NADO、RADOに対して、北京2022で採取する検体を無償で安全に保存できるIOCの検体長期保存を活用するよう呼びかけた。検体はスイスにあるITAの施設で保管し、将来新しい分析技術が見つかったときに再分析できる。