WADA 新型コロナの影響で世界教育会議を2021年に延期

WADA postpones its Global Education Conference to 2021 due to COVID-19

内容概略

新型コロナの影響を受け、WADAは2020年10月13日~14日にシドニーで開催予定だった2020世界教育会議(GEC)を2021年に延期すると発表した。2015年のオタワ、2018年の北京に続き、2020GECでも世界中からアンチドーピングの従事者や研究者が集まり、最近の傾向の共有、教育プログラム開発への貢献、そしてアンチドーピング機関(ADO)がどのようにしてアスリートやその関係者を学習戦略の中心に据えつつもそれぞれのプログラムを強化できるかを議論する予定。2020年のGECは意図的に「教育のための国際基準(ISE)」が効力を発揮する2021年1月1日より前に設定されていたが、延期となった今、WADAはアンチドーピングeラーニングプラットフォーム(ADeL)で視聴できるウェビナーなどを活用するよう呼びかけている。