WADA幹部、世界中の国内アンチドーピング機関と建設的な会合を実施

WADA leadership holds constructive meetings with National Anti-Doping Organizations worldwide

内容概略

WADAにとっての新型コロナ感染拡大の唯一の前向きな結果として、海外に行けないことからビデオ会議中心となったことにより、いつもより多くの関係者とさまざまな会合を持てたことが挙げられる。

ここ数か月、WADA会長及び事務総長は各国のアンチドーピング・プログラムの責任者である国内アンチドーピング機関(NADO)とのビデオ会議に焦点を当てており、ここ数か月で25ヵ国と競技した。WADAからはガバナンス改革の進捗状況や今後の計画を報告し、NADOが現在抱える課題を聞き取り、NADOからのさまざまな質問に答えた。WADAはまた、NADO間でもそれぞれ協力して積極的にプログラムを実施するよう促した。こうした会合は各国のNADOからポジティブなフィードバックを得ている。JADAもコメントを寄せており、こうした会合がWADAとの信頼関係をもとにしたクリーンスポーツのパートナーシップ強化に寄与したと述べ、今後もWADAやすべてのアンチドーピング関係者と緊密に協働することでクリーンスポーツの環境づくりに貢献すると語った。