WADA及び米ホワイトハウス麻薬管理政策局からの共同声明文

Joint statement from WADA and the U.S. Office of National Drug Control Policy

内容概略

WADA会長及び米ホワイトハウス麻薬管理政策局(ONDCP)局長は2020年11月6日、オンライン会議を開き両団体がアスリート及び世界のアンチドーピング・システムの利益のためより良い協同関係を築くよう議論するべく会談を開いた。

両団体は、世界中でクリーンスポーツを守るにはアメリカ政府が必要不可欠である点で合意し、今後は強固で開かれた対話をしていくことを約束した。会談では、WADAの委員会等への米政府及びアスリート代表の派遣を含むWADAのガバナンス改革、米国内におけるアンチドーピング・システム強化へ向けた協力、新型コロナ禍が世界アンチドーピング・システムに与える影響などについて話し合った。双方とも率直な意見交換ができたとして重要な会談だったと述べた。