WADA 中央ヨーロッパ・アンチドーピング機関とアンチドーピング・プログラム開発の協力強化のための覚書を締結

WADA signs memorandum of understanding with the Central European Anti-Doping Organization to collaborate on anti-doping program development

内容概略

WADAは、中央ヨーロッパ・アンチドーピング機関(CEADO)とアンチドーピング・プログラム開発の協力強化のための覚書を締結を締結した。

まずは東ヨーロッパ地域アンチドーピング機関(EERADO)のプロジェクトから開始する。CEADOは、オーストリア、クロアチア、チェコ共和国、ハンガリー、ポーランド、セルビア、スロバキア、スロベニアとパートナーシップ関係にあり、東ヨーロッパにおけるアンチドーピング・システムの支援と強化を主要な目的としている。WADAは2004年に地域アンチドーピング機関プログラムを開始し、アンチドーピング・システムの構築や強化が必要な地域をサポートしている。同プログラムのもと、WADAは131ヵ国の15のRADO(リソースの少ないNADOやNADOの機能を請け負うNOC)に対し、助成金やトレーニングなどを提供している。