WADAアスリート委員会メンバーのChelsey Gotell氏、東京2020パラリンピック大会でスポーツがもつ人々をつなげる力を実感

WADA Athlete Committee member Chelsey Gotell relishes the uniting power of sport at Tokyo 2020 Paralympic Games

内容概略

元パラリンピック水泳選手でWADAアスリート委員会のメンバーであるChelsey Gotell氏は、IPCアスリート評議会の会長として東京2020パラリンピックに参加している。

同氏は、全世界で12億人いると言われる障害者(世界人口の15%)に対する差別をなくすために現在世界規模で展開されている人権保護運動「WeThe15」について、これこそがパラリンピックというものだと述べ「パラリンピックでアスリートの素晴らしいパフォーマンスを見ることに加え、WeThe15のように意義深いキャンペーンを実施して12億人の障害者の人々に根本から影響を与えるというのは非常にパワフルであり、まさにスポーツには人々の人生を変える力がある」と語る。また、WADAアスリート委員として、パラスポーツにおけるアンチドーピングの問題はさらに複雑だとし、アンチドーピング教育の重要性を訴えている。