WADAアスリート委員会、2021年最初の会合で現在のアンチドーピング問題と優先プロジェクトについて議論

WADA Athlete Committee discusses current anti-doping issues and priority projects in first meeting of 2021

内容概略

WADAアスリート委員会(AC)は先週、ビデオ会議にて2021年最初の会合を開いた。

冒頭では、2021年1月1日から3年間の任期で委員会に参加する3名の新しいメンバー(エルサルバドールのAdriana Escobar氏、米国のJeff Porter氏、中国のHong Zhang氏)を歓迎した。WADA会長及び事務総長から新型コロナのワクチン状況や東京2020前の検査活動をはじめとするアンチドーピングにおける最新情報の共有を得た後、ACメンバーはWADAのガバナンス改革、ACのための将来的な戦略計画、アスリートの関わり方などについて議論した。2005年に設立されたWADAのアスリート委員会は、WADA常任理事会やマネジメントにアスリートの視点を提供するために作られた。