WADAの新しいアンチドーピング教育及びラーニング(ADEL)プラットフォーム開始から一周年

WADA’s Anti-Doping Education and Learning platform marks first anniversary

内容概略

WADAのADELプラットフォームが新しくなって一年が経過した。2021年、WADAはADELに様々な教育プログラム、コース、ツールキットを公表している。

利用者アスリートのレベル別に分けた内容のプログラムや大会前に特化したアンチドーピング・コースなどの様々なコンテンツに無料でアクセスできる。2021年は173カ国から87,487人のアクティブなユーザーがADELを活用し、2021年1月に3,559人だったアクティブ・ユーザーが同年12月には16,072人に増え、ADEL使用の増加率と成長率を示している。内訳は、アスリートが53,530人、コーチが14,101人、医療関係者3,660人、アンチドーピング機関関係者2,178人と続く。利用者は201の競技から見られ、多い順に体操、バスケットボール、バレーボールとなっていた。