WADA、5つのアンチドーピング機関を不適合と結論

WADA confirms non-compliance of five Anti-Doping Organizations

内容概略

WADAは、5つのアンチドーピング機関を不適合と結論付けた。うち3機関はインドネシア、タイ、北朝鮮のNADO、2団体はデフ国際バスケットボール連盟(DIBF)及び国際ギラスポーツ連盟(IGSF)のIFとなっている。

DIBF、IGSF、タイのNADOはそれぞれの法律制度において2021年版世界規程を完全に履行できていないためで、北朝鮮及びインドネシアNADOに関しては効果的な検査プログラムにおける非準拠によるもの。さらに、ベルギーNADOドイツ語圏コミュニティ、モンテネグロ、ルーマニアのNADOは2021年版世界規程に準拠しているとWADAから評価を受けたアンチドーピング規則を策定し4ヶ月以内にこれらの規則を導入すると約束したことにより、WADAコンプライアンス査定委員会がWADA常任理事会に対して不適合という以前の提言を変更してこれら機関を監視リストに追加するよう要請した。常任理事会は今後リモートでの投票でこれに関して決定する。