WADA、2021年検査数値報告書を公表

WADA Publishes 2021 Testing Figures Report

内容概略

WADAは、2021年にすべてのWADA認定分析機関が分析し報告した全検体の結果をまとめた2021年検査数値報告書(2021報告書)を公表した。主な内容は、ADAMSに入力された検体総数が前年比61%増、分析されたABP血液検体が同36%増、AAFの全体に占める割合が減少(2020年は0.67%、2021年は0.65%)、成長ホルモンのAAFが1から7に増加など。WADAは、アンチドーピング・プログラムを修正したり改善するために同報告書は有効だとし、関係者が同報告書をよりよく理解するためにQ&Aも提供している。