WADA 治療使用特例シンポジウムを2022年に延期

WADA Postpones Therapeutic Use Exemption Symposium to 2022

内容概略

WADAは開催パートナーである韓国アンチドーピング機関(KADA)とともに、2021年4月22日及び23日に開催予定だった「治療使用特例(TUE)シンポジウム」を新型コロナの影響で2022年4月21日及び22日に延期すると発表した。

シンポジウムは、治療として禁止物質を摂取しなければならないアスリートが競技に参加できるようにしているTUEに対して統一されたアプローチについて意見交換するのが狙い。シンポジウムでは改定された2021年版「TUEに関する国際基準(ISTUE)」について議論し、世界中どこでも統一した公平なプロセスが確保されることを目指す。WADAは、延期は残念としながらも2021年にはISTUEに関する短いウェビナーを開催すると発表した。