WADA 東京2020参加のWADA独立オブザーバー・チームにとってチームワークが重要

Teamwork is the key for WADA’s Independent Observers at Tokyo 2020 Olympic Games

内容概略

WADA独立オブザーバー(IO)チームは現在東京2020大会で活動しているが、チームワークが重要だという。IOプログラムはシドニー2000大会から開始し、大規模スポーツイベントにおけるアンチドーピング・プログラムに寄せられる選手や国民の信頼を高めることを目的としている。

大会期間中IOチームは毎日各競技会場に向かい、アンチドーピング・システムがどのように実行されるかを確認、通知の手順、検体採取の方法、分析のための保管及び輸送方法、分析機関の分析過程などを監視している。毎朝IOチームはITA、IOC、組織委員会と打ち合わせをして監視結果を報告、必要があれば手順の改善を試みる。アンチドーピング・プログラムには関係者全体とのチームワークが重要だが、ITAとの協働関係は非常に良好で情報共有などうまくいっているという。