WADA スポーツにおける社会科学研究の認知度を高めるため国際諸機関と協働

WADA collaborates with international organizations to raise the visibility of social science research in sport

内容概略

WADAは、欧州評議会、欧州委員会、IOC、クリーン競技パートナーシップ(PCC)、ユネスコと協働し、スポーツにおける社会科学研究の認知度を上げるための社会科学研究(SSR)協働プラットフォームを立ち上げた。

成功実施例を共有し、社会科学研究の認知度を高めて使いやすさを高め、最終的にはスポーツ体制に影響を与えることを目的としている。このプラットフォームに関わる各機関の研究における優先順位は異なるものの、共通の関心事項としてアスリートの福祉、スポーツにおけるインテグリティ、価値観に基づく教育、スポーツにおけるガバナンス、教育の有効性、スポーツにおける平等と多様性、行動におけるアスリートの環境と影響、スポーツインテグリティに与えるテクノロジーの影響などを掲げている。WADA及び国際諸機関はこのプラットフォームがスポーツ体制に前向きな影響を与えると確信しており、民間企業を含む社会科学研究に拠出もしくは支援している団体に参画するよう呼びかけている。