WADA 2021年のWADA年次シンポジウム及び治療使用特例シンポジウム、開催日決定

Save the dates for WADA’s 2021 Annual Symposium and Therapeutic Use Exemption Symposium

内容概略

新型コロナの不安定な影響が続く中、WADAは来年開催される重要イベントの開催日を発表、関係者に対し予定に組みいれるよう呼びかけた。

WADA年次シンポジウムは3月17日及び18日にローザンヌで、治療使用特例シンポジウムは4月21日から23日に仁川でそれぞれ開催される。

第16回目となる年次シンポジウムは「新しい時代においてクリーンスポーツをアスリートに届けるための連携」と題され、関係者が一堂に会して意見交換をする。WADAは、各国アンチドーピング機関に対し特にアスリートが積極的に参加するよう呼びかけた。しかしながら2021年にはIOC及びIPCも主要なアスリート・フォーラム開催を予定しておりアンチドーピングについても議論がなされるため、今回のシンポジウムでは丸一日のアスリート・セッションは開催しない。しかしながら、アスリート関連の議題は2日間のシンポジウムの中心となる。第5回目となる治療使用特例(TUE)シンポジウムは韓国アンチドーピング機関が開催し、病状やTUEの手順などについて議論がなされる予定。