WADA、モスクワ分析機関の認可取り消し
WADA revokes approval of Moscow Laboratory
内容概略
WADA常任委員会は、WADA規律委員会によるモスクワの分析機関の認可を取り消すべきとの提言を回覧投票で承認した。
モスクワの分析機関は、保存データに大規模な改ざんや捏造が認められたとして2020年1月からすでに暫定的に資格停止となっていた。今回アスリート生体パスポート(ABP)の目的に限り認められていた血液検体分析の認可が取り消しとなり、この処分について直ちに通知された。同分析機関は処分通知から21日以内であればCASに異議申し立てできる。