USADA(アメリカ) US自転車競技選手のBarbara Gicquel、アンチドーピング規則違反による制裁措置を受け入れ(蛋白同化男性化ステロイド薬)

U.S. Cycling Athlete Barbara Gicquel Accepts Sanction for Anti-Doping Rule Violation

内容概略

USADAは8月14日、Barbara Gicquel(自転車)がアンチドーピング規則違反による1年間の出場停止処分を受け入れたと発表した。

2019年8月29日に出した世界記録の正当性を確認するために実施された競技会時の尿検査で メチルテストステロンの代謝物である17α-methyl-5β-androstan-3α,17β-diol and 17α-methyl-5α-androstan-3α,17β-diolが検出された。同選手は 2005年3月から治療目的で使用しているメチルテストステロンを含む薬剤を遡及的TUE申請をしていたが、ドーピング検査用紙では申告していなかった。同選手のTUE申請はその正当性が認められず投薬はパフォーマンス向上を後押しするものとみなされ、最終的には1年間の出場停止処分となった。