USADA(アメリカ)USウェイトリフティング選手Andrew Butterworth、2回目のアンチドーピング規則違反による制裁を受け入れ(競技者による検体の採取の回避、拒否又は不履行)

U.S. Weightlifting Athlete Andrew Butterworth Accepts Sanction for Second Anti-Doping Rule Violation

内容概略

USADAは9月10日、Andrew Butterworth(ウェイトリフティング)がアンチドーピング2回目の規則違反による7年間の資格停止処分を受け入れたと発表した。

最初の違反はスタノゾロールによるもので2018年に発表され、当時は42ヶ月間の資格停止処分を受けた。2021年8月31日の競技会時にUSADAドーピング検査員の要請に応えず検体提出を拒否した。やむを得ない理由なしに検体提出を拒否することはアンチドーピング規則違反となる。2021年版世界規程のもと、4年間もしくはそれ以上の制裁を受けた選手は、20日間以内に違反を認め制裁を受け入れた場合は1年間の期間軽減を受けることができる。同選手は8月31日の検体提出拒否の後引退したため、最初の違反の残りの停止処分期間及び2回目の違反による7年間の停止処分期間は引退から復帰した際に適用される。また、検体提出を拒否した2021年8月31日からのすべての競技結果及び資格も剥奪される。