USADA（アメリカ）ウェイトリフティング選手Danielle Rante の制裁が短縮（蛋白同化男性化ステロイド薬（AAS））

Weightlifting Athlete Danielle Rante Granted a Reduced Sanction

内容概略

USADAは11月3日、Danielle Rante（ウェイトリフティング）が資格停止処分の短縮を受けたと発表した。

同選手は競技会外の検査で19-ノルアンドロステロン、ナンドロロンの代謝体、及びその他の19-ノルステロイドで陽性となり、2020年3月4日から4年間の資格停止となり2年以上が経過していた。同選手の制裁は2021年版世界規程の施行前だった。現行の規程では、2021年版世界規程のもとで課せられる制裁よりも長い資格停止期間を受けている選手は制裁の短縮を申請できる。2021年版世界規程では、4年以上の資格停止期間の場合において違反の早期の自認による1年間の短縮を受けることができ、同選手は短縮を申請し、これが承認され3年間の制裁期間となった。