USADA(アメリカ)US陸上選手Erik Kynard Jr、アンチドーピング規則違反による制裁を受け入れ(禁止方法の使用)

U.S. Track & Field Athlete Erik Kynard Jr. Accepts Sanction for Anti-Doping Rule Violation

内容概略

USADAは5月27日、Erik Kynard Jr(陸上)が禁止されている方法によるアンチドーピング規則違反で6ヶ月の資格停止処分を受けたと発表した。

通報による調査の結果、同選手がTUE承認なしで12時間以内に100ml以上の禁止物質を含まない生理食塩水を静脈内注射していることがわかったため。12時間以内に100mlを超える静脈内注射や点滴は手術などの病院での治療以外は常に禁止されており、それ以外の使用はTUEが必要となる。同選手の6ヶ月の資格停止処分は同選手が制裁を受け入れた2022年5月20日から開始する。資格停止期間中に引退した場合、復帰以降の期間を含めて6ヶ月が経過するまで継続する。