USADA(アメリカ)USパラ陸上選手David Prince、アンチドーピング規則違反による制裁を受け入れ(その他の蛋白同化薬)

U.S. Paralympic Track & Field Athlete David Prince Accepts Sanction for Anti-Doping Rule Violation

内容概略

USADAは6月29日、David Prince(パラ陸上)がアンチドーピング規則違反による12か月の出場停止処分を受け入れたと発表した。

同選手は2020年9月27日、10月15日、11月11日に実施した競技会外で禁止物質のオスタリンとLGD-4033で陽性反応が出たため。調査の結果、同選手が摂取していたサプリメントの成分表示表にオスタリンとLGD-4033の記載がなかったことが判明、また同選手の摂取状況と陽性の結果が一致した。世界規程ではこうした状況下で資格停止処分の大幅な削減をする機会を与えてる。同選手の出場停止処分は仮処分が開始した2020年10月16日より開始し、最初に陽性反応が出た9月27日から競技結果及び資格も剥奪される。