USADA(アメリカ)USパラ・トライアスロン選手Jamie Brown、過誤の結果を受け入れ

U.S. Paralympic Triathlon Athlete Jamie Brown Accepts Finding of No Fault

内容概略

USADAは10月28日、Jamie Brown(パラ・トライアスロン)に禁止物質の陽性反応が出たが過誤または過失がないと認定されたと発表した。

結果として、同選手の出場停止処分はない。2020年8月24日の競技会外の検査でヒドロクロロチアジド(HCTZ、S5. 利尿薬および隠蔽薬)が検出されたが、同選手が摂取していた許可済みの投薬の成分表にHCTZは記載されていなかった。しかし、分析機関による分析の結果、投薬された錠剤のなかに同選手の検体と同じ量のHCTZが含まれていたことが判明した。USADAはアメリカではこうした事例が2016年から26事例あるとし、このような不当な結果を招かないよう体制がもっと公平で効果的になるよう改革する必要性を訴えた。