UKAD(イギリス)UKアスリート数名の出場停止処分、世界規程改定に伴い更新

UK Athlete bans updated in line with Code changes

内容概略

UKADは2021年1月13日、2021年の世界規改定に伴い「濫用物質」の変更により7名のアスリートの出場停止処分が3か月に軽減された。

Lance Randall、Adam Hoskins、AJ Roberts、Luke Traynor、Daniel Bridge、Conner Duthie、Ricky Millerの7名は競技会時検査でそれぞれコカインもしくはTHCで陽性反応が出て2年間の出場停止処分を受けていた。その後、全選手は薬物が競技会外で摂取されたものであり、競技のパフォーマンスと関係ないと立証した。2021年版世界規程では、禁止表のなかで「濫用物質」と特定されるコカイン、THC、MDMA、ヘロインは競技会時では禁止されているものの、スポーツ以外の社会のなかで頻繁に濫用されている物質として認識され、競技会外で摂取され競技のパフォーマンスと無関係の場合は3か月の出場停止処分となっている。