ITA 世界総合格闘技団体(GAMMA)の独立したアンチドーピング・プログラムを運営予定

THE INTERNATIONAL TESTING AGENCY (ITA) IS SET TO RUN INDEPENDENT ANTI-DOPING PROGRAM FOR THE GLOBAL ASSOCIATION OF MIXED MARTIAL ARTS (GAMMA)

内容概略

ITAは、総合格闘技(MMA)の世界団体であるGAMMAのアンチドーピング・プログラムを運営すると発表した。

格闘競技ならではの生理学を考慮したリスク評価のほか、競技会時検査のための検査分配計画などを含む。ITAはMMAやその他の格闘競技が複雑な分野であると理解しており、異なる規則が必要な可能性もあるとする。GAMMAはWADAの署名当事者になる意欲を見せており、今後WADA及びその署名当事者専門家グループにより査定を受けるが、ITAはWADAの将来的な決定を注視していく予定。GAMMAのAlexander Engelhardt会長は、ITAのような独立した団体にドーピング検査を任せることはGAMMAがドーピングと戦う意思を表明していることであるとし、ITAの傘下で他の格闘競技ともアンチドーピング活動を調和させていく第一歩であると述べた。