ITA IWFのアンチドーピング・プログラム委託契約を2024年まで更新と発表、WADA情報調査部門の最新報告書にあるすべての違反を起訴する意向

THE INTERNATIONAL TESTING AGENCY TO MANAGE ENTIRE WEIGHTLIFTING ANTI-DOPING PROGRAM INDEPENDENTLY UNTIL 2024 AND TO PROSECUTE ANY VIOLATION RESULTING FROM THE LATEST REPORT BY WADA I&I

内容概略

このたびITA及びIWFの間で2021年から2024年の新規契約が締結され、これによりITAはIWFのアンチドーピング規則違反の調査や起訴を含むすべてのプログラムを全面的に実施する権限を得た。

2019年から段階的にIWFのアンチドーピング・プログラムを担当してきたITAは、これまで世界中のウェイトリフティング選手から約2,700検体を収集、ITAの検査や調査により2018年から2020年の間で110のアンチドーピング規則違反の可能性のある事例を調査してきた。これに加えマクラーレン報告により発覚した146事例の依頼も受け調査を実施、うち49事例はすでに制裁処置を課している。ITAはまた、WADA情報調査部門(I&I)によるウェイトリフティングに関する中間報告書にまとめられたI&Iの功績を称え、今後も協力してIWF及び選手に対してクリーンな環境の整備づくりに尽力し、すべての違反を裁く決意を表した。