IOC理事会、IWFの状況について議論
IOC EXECUTIVE BOARD DISCUSSES THE SITUATION OF IWF
内容概略
IOC理事会は、国際ウェイトリフティング連盟(IWF)の現在の状況について議論した。
IOC理事会は2021年1月27日、IOCとの協議なしにIWFのアンチドーピング規則の変更ことなどを含むIWFのガバナンス及びアンチドーピングにおける進捗状況に再度強い懸念を表明していた。状況はさらに深刻さを増し、IOC理事会は特にIWF幹部や文化に大幅な変化が見られないことについて強い懸念を抱いている。以来アンチドーピング規則に一点のみ変更は確認できたものの、IOC理事会及びITAが助言した変更点については無視されている。こうした懸念が満足のいく形で適時に対処されない場合、IOCはパリ2024におけるウェイトリフティング競技の参加自体を見直す予定であり、さらには東京2020でのIWF役員の競技参加人数を減らす可能性もある。