IOC ロンドン2012におけるアンチドーピング検査陽性の選手に制裁(蛋白同化男性化ステロイド薬)

IOC SANCTIONS ONE ATHLETE FOR FAILING ANTI-DOPING TESTS AT LONDON 2012

内容概略

クリーンなアスリートの保護とドーピングとの闘いを最優先とするIOCはロンドン2012で採取した検体の再分析の実施を進めており、2012年に禁止されていたすべての物質検出を目的としている。

IOCでは再分析及び結果管理をITAに委託、ITAが報告をする。ITAでは該当する選手に通知すると同時に、ロンドン2012のアンチドーピング規則に則りCASもしくはIOC制裁委員会のどちらで聴聞をするかの選択肢を与えている。IOCはこの過程の一環として8月27日、 デヒドロクロロメチルテストステロン (Oral Turinabol) とスタノゾロールが検出されたとして8位入賞していたトルコのErol Bilgin(ウェイトリフティング)を制裁処分とし、ロンドン2012での資格を剥奪した。