IOC IOC理事会、ベラルーシNOC及びIWFに関する中間報告書を受理

IOC EB RECEIVES INTERIM REPORTS ON NOC OF BELARUS AND IWF

内容概略

IOC理事会は2020年10月23日、オンラインでの会議でベラルーシNOCとIWFに関する中間報告書を受理した。

ベラルーシNOCに関しては、NOC及びそのアスリート委員会より報告を受けたのちオリンピック憲章に準拠していると判断しつつ、同国のスポーツ界にはまだ懸念が残るとして今後も東京2020及び北京2022へ向けて動向を注視していくと述べた。NGO団体であるIOCはいかなる国の政治的動向には関与しないという姿勢を示し、同時にすべてのNOCがオリンピック憲章の義務を準拠するよう取り組む責務を真剣に受け止め、この権限のもとアスリートは政治的見解の如何を問わず差別されずに競技に参加できるべきとの姿勢も示した。IWFに関しては、IWFの新しい臨時会長であるMichael Irani氏と連絡をとり、IWF理事会による最近の決定事項については強い懸念を表明、今後の同連盟の動向を注視するとした。また、WADAのIWFに関する報告書についても精査していくと述べた。