iNADOのWADAガバナンスへの提案:独立性の強化と権力のさらなる分離

Enhanced Independence & a stricter Separation of Powers: iNADO´s Suggestions for WADA Governance

内容概略

今年の3月26日まで、関係者はWADAガバナンス見直し作業グループに対するフィードバックを提供する機会を得ていた。

WADAガバナンス改革開始以来いくつかの成果はみられている。しかしながら、意思決定機関におけるアスリートやNADOのさらなる参画や利益相反の排除と独立性の強化を徹底すれば、WADAの構造はさらに強固なものになるだろう。つまり、常任理事会及び理事会の改革が必要不可欠である。iNADOは、作業グループへのフィードバックとして、1. 理事会のさらに幅広い関係者からの参画、2. 常任理事会への独立した専門家の参画、3. 独立したガバナンス監視システムの設定(ひいては常任理事会と理事会の役割及び人材の明確な分離の必要性)を提出している。