iNADO アンチドーピング機関の独立性:第8回iNADO年次総会での最重要議題

Independence of Anti-Doping Organisations - the headline topic of 8th iNADO Annual General Meeting

内容概略

iNADOは2020年11月16日、オンラインにて年次総会を開き66の国内アンチドーピング機関(NADO)及び14の地域アンチドーピング機関(RADO)が一堂に会した。

議論の多くはアンチドーピング諸機関の真の独立性の重要性に集中した。また、前回の年次総会からギリシャ、モルドバ、ニカラグアの三か国が新たにメンバーに加わったことを歓迎した。iNADOのMichael Ask会長は、現在の厳しい環境におけるNADO及びRADOの功績を称え、今後も共通の目的を達成するために力を合わせる重要性を訴えた。また、基調講演のあとにはアンチドーピング教育や新しい検査方法などについても情報共有された。Jorge Leyva CEOは、WADAに対してiNADOが建設的かつ容赦のない立ち位置をとっていることを強調、WADAに対してiNADO、NADO、アスリートが継続的な改革を訴えていると述べ、iNADOの活動報告を発表した。