WADA、世界アンチドーピング・プログラムにおけるアスリートの人権評価を開始

WADA initiates assessment to ensure that the human rights of athletes are respected under the World Anti-Doping Program

内容概略

WADAは、世界アンチドーピング・プログラムにおけるアスリートの人権を評価するため初期の人権影響評価(IHRIA)を開始したと発表した。IHRIAはWADAアスリート委員会から2021年に提案を受け、2022年11月の常任理事会でIHRIAを率いるためSnežana Samardžić-Marković氏が独立した専門家として任命され、評価の枠組みも承認された。この評価の第一段階は2024年中頃に完了予定で、その後IHRIAの最初の草案がWADA理事会に提出される。