WADA、ダークウェブ上の禁止物質販売に関する研究結果を公表

WADA publishes findings of study into the sale of prohibited substances on the dark web

内容概略

WADA情報調査(I&I)部門による1年にわたるダークウェブ上のパフォーマンス向上薬(PED)売買に関する調査プロジェクトが終了した。

結果としてダークウェブ上でのやりとりはそれほどでもなく、ハイレベルのアスリートやコーチにとって禁止薬物を手に入れる供給源とはなりにくいと結論づけた。同時に、調査によるとラベルの記載が実際の中身と違うケースも多く、調査のために実行した取引のうち83%がウェブ上で謳われている内容とは異なっていたことが分かった。WADAは通常の販売ウェブサイトも含め今後も多面的に調査を続けるよう提案している。