CAS、ワリエワ選手に関するRUSADAの裁定に関してISU、WADA、RUSADAからの控訴を登録

CAS registers the appeals filed by RUSADA, ISU and WADA against the decision issued by the RUSADA Disciplinary Anti-Doping Commission dated 14 December 2022 concerning the Russian figure skater Kamila Valieva

内容概略

CASは、RUSADA懲罰アンチドーピング委員会が2022年12月14日にロシアのValieva選手に対して下した決定に関してRUSADA、ISU、WADAからの不服申立てを登録した。

ISUおよびWADAはそれぞれ同選手へのRUSADAによる過誤または過失なしの裁定を不服とし、WADAは4年間の資格停止及び成績の失効、ISUは陽性反応を示した2021年12月25日からのすべての成績の失効と資格停止を求めている。

RUSADAは自身が下した判に対してWADAが根拠がないとしてCASに訴え、CASがWADAの異議申立てを受け手続きを一旦停止とした決定の破棄を求めている。