「アスリートの視点でワリエワ問題を考える」

J-Fairnessオンラインセッション開催報告

北京オリンピック期間中に発生したロシアのKamila Valieva選手のドーピング問題は世界中のスポーツで様々な議論を呼び起こしました。

またメディアにも多く取り上げられる問題となり、様々な情報が錯綜する状況ともなりました。

このような状況を踏まえJ-Fairnessではアスリートの視点からワリエワ問題の事実がどこにあるのか?何がアスリートの立場における本質的な問題なのか?という視点において専門家による説明を受けてQ&Aを行うというオンラインセッションを開催しました。

本ページはオンラインセッションの概要を報告させていただくものになります。

(各講師の方の概略動画は本ページ下部にてご覧ください。)

セッションの概要

開催期日・方法 2022年2月26日 Zoomを用いたオンラインセッションにて開催

参加者 原則として一般非公開にて開催

(JADAアスリート委員会/JOCアスリート委員会/JPCアスリート委員会の各委員の方を対象として参加希望者を募集し実施)

講師

世界アンチ・ドーピング機構 健康医学研究委員会/公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構 会長

赤間 高雄

公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構 専務理事

浅川 伸

公益財団法人 日本スポーツ仲裁機構 仲裁調停専門員

杉山 翔一

J-Fairness

理事・オリンピアン(フェンシング) 池田 めぐみ / 理事・オリンピアン(柔道)谷本 歩実

代表理事 河野 一郎 / 体制審議委員会委員長 境田 正樹

セッション全体の内容

1.主旨説明

2.ワリエワ選手のドーピング問題経緯 浅川 様

3.ワリエワ選手のCAS裁定について 杉山 様

4.WADA健康医学研究委員会の視点から 赤間 様

5.CAS裁定から浮き彫りになったアンチ・ドーピング制度の課題 境田 委員長

6.全体討議

7.終わりに

本ページでは一部の資料とともに各講師の方の説明の概要動画を共有させていただきます。

PDFの資料はこちらからどうぞ。

2.ワリエワ選手のドーピング問題経緯

公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構 専務理事 浅川 伸 様

3.ワリエワ選手のCAS裁定について

公益財団法人 日本スポーツ仲裁機構 仲裁調停専門員 杉山 翔一

4.WADA健康医学研究委員会の視点から

世界アンチ・ドーピング機構 健康医学研究委員会/公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構 会長 赤間 高雄

5.CAS裁定から浮き彫りになったアンチ・ドーピング制度の課題

J-Fairness体制審議委員会委員長 境田 正樹