2022年度アンチ・ドーピング体制基本方針

【基本方針について】

前提:2021年1月発効の「検査及び調査に関する国際基準」に準拠

  1. 国際基準に基づく評価(競技特性、賞金等経済的要因、違反歴、インテリジェンス情報等)及び検査配分計画(競技力、国内関心度、公的資金受給状況等)の実施。

  2. 国際基準に基づく競技会検査と競技会外検査の比率の適応。

  3. 国際基準や国際動向を踏まえた規模の血液検査の適応。

  4. 前年度の実施状況評価を踏まえた調整。

  5. JADAの検査実施体制を踏まえた調整。

  6. 新型コロナ感染拡大への対応(感染予防対策の徹底)。

  7. グローバルスポーツデータベースを活用した競技レベル分析指標の検証。

【検査実施基準について】

<競技会検査>

  1. オリンピック・パラリンピック大会において実施される競技のうち、以下のA)B)のいずれかを満たすこと。

A) 国内で実施される大会のうち、国内競技連盟が主催する日本選手権等のトップアスリートが参加する大会または関心度の高いリーグ(プロリーグ等)の大会であること。

B) 国内で実施される国際大会のうち、法人化された組織委員会等が設置される大会または国内競技連盟が主管する大会であること。

  1. オリンピック・パラリンピック大会において実施される競技以外については、検査をする必要があると判断される大会であること(国民体育大会については検討中)。

<競技会外検査>

  1. オリパラ出場レベルアスリート(主に個人スポーツ):4回以上/年

  2. アジア大会出場レベルアスリート(主に個人スポーツ):1~3回以上/年

  3. 日本代表レベルアスリート(主にチームスポーツ):1回以上/年

  4. その他、検査が必要であると判断されるアスリート

以上